こんにちは、オクムラです。
リボ払いの残高が100万円に達したとき、僕はヤバイところに来てしまったんじゃないか?とものすごい恐怖を感じました。
そして、これ以上のリボ払いは絶対にやめて、完済するまでカードを利用しないと決心。
手取り15万円の給料の中から元金の支払いを倍にしました。残業代が増えて給料が多かったときは1万円でも早く返そうと多めに返済しました。
その結果、2年3ヶ月でリボ残高をゼロにすることができました。
しかし、返済を始めた頃は、徹底した節約がストレスになりました。これまで好きなようにカードを使っていた過去の僕が、「まだカード使っても大丈夫だよ!」と邪魔をしてくるんです。
友人からの遊びの誘いも断るようになり、友人がゼロに!
そして、弟の結婚式にもお金がないから行けなかったんです。すごく恥ずかしくて、情けない思いもしました。
こうなったのも自業自得は言え本当に辛かったです。リボ払いをしなくて済むように生活設計を立てていればこんな思いをしなくて済んだのに…
情けない思いもしましたが、僕がどうやってリボ払いを完済したのかをここでお話します。
この記事をお読みいただく上での確認事項
- この記事で例示している解決の結果は、借入条件・取引状況により個人差があります。必ず例示のような結果になるとは限りません。参考例として読んでいただければ幸いです。
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目次
リボ払いを完済するためにためにやったことは?
リボ残高100万円をゼロにするためにやったことは徹底的な節約でした。
毎月2万円くらいリボ払いの返済にしていましたが、倍の4万円を毎月するにはどうしたら良いか?節約できるところを考えました。
節約するためのできたことは次の4つ。
- 生活費の見直し
- 生命保険の解約
- 交際費をカット
- 銀行から下ろすのは最小の金額だけ
具体的に説明していきますね。
①生活費の見直し
工場で働いていたときの手取り15万円の給料の中から、どうやって4万円を返済するか考えました。
15万円で足りなかったからカードを使っていたのに…節約できるところはあるのか?僕の生活費はこんな感じでした。賃貸住宅に住んで一人暮らし。
家賃 | 48,000円⇒1LDK(駐車場代、水道代込み。地方なのでこれくらい) |
---|---|
光熱費 | 8,000円⇒電気とガス |
通信費 | 16,000円⇒インターネットと携帯代 |
保険 | 16,000円⇒生命保険と自動車保険 |
食費 | 30,000円⇒友人との交際費込み |
クレジットカード返済 | 22,000円(元金10,000+手数料) |
その他 | 10,000円⇒ガソリン代など |
これ以外にも、自動車税や火災保険など出費が年に数回ありました。
本当だったら、転職して給料が下がったときに生活費は見直さなきゃいけないと思っていたんですがそのままでした。
リボ払いで100万円の残高になってやるなんて…遅過ぎでした。
②生命保険の解約で、8千円節約
この生活費の中から、2万円を削って、返済に回さなきゃいけないんです。
まずやったのは生命保険の解約でした。保障内容がよく分からずに毎月1万2千円くらい払っていたんです。
ただ、保険がないのは不安なので月4000円くらいの医療保険に入り直しました。
これで8000円の節約ができました。今は、保険の無料見直し相談とかあるのでこういったところを利用してみるといいと思います。
③交際費をカット!
15万円の手取りの中で、一番カットできたのが食費込みの交際費。
内訳では3万円になっていましたが、その月にもらった給料から、家賃など引き落としがあって残ったお金でした。一番曖昧で何に使っていたか?把握していない金額でした。
そこで、何に使っていたのか知るために、使った金額を2週間記録することにしました。
すると、コンビニで買いものをしたり、お弁当を買ったり、飲み代など具体的な金額が分かりました。
一番削れるのは、友人との食事や飲みでした。これで最低1万円は節約できました。
もちろん、友人からの誘いはすべて断るようにしました。お金がないからとは言えず、最初は、仕事が忙しくなったからとかいろいろと言い訳をしていました。
誘いを断っていると、まったく誘いがなくなりました。そして、友人はほぼゼロになりました。
リボ払いの残高をゼロにするためですが、これは非常に辛かったです。
④銀行から下ろすのは月2万円だけ
月に食費などで使える金額を2万円だけと僕は決めました。給料日にはこの金額だけ銀行からおろして、次の給料日まで2万円で過ごすことにしたんです。
すると、次の給料日まであといくら使えると、お金の管理がしっかりとできるようになりました。
今までは、必要になれば千円単位で何度も銀行から引き出していたんです。銀行の残高がなければ、クレジットカードを使うパターンでした。
生活費の見直しで100万円の残高はゼロになったけど辛い経験もあった
このように生活を見直し、保険の解約と交際費のカットで、さらに2万円を返済に回すことができるようになりました。つまり、生活費の見直しで毎月4万円くらい返済することができたんです。
仕事が忙しいときは休日出勤があったり、残業が増えるので、2万円くらい給料が多い月もありました。これはすべて繰り上げ返済に充てました。
そして、2年3カ月で100万円を完済することができたんです。
書けば簡単にできたように思います。しかし、お金がないことで辛い思いを何度もしたんです。お金がないと気持ちに余裕がなくなって人間関係は最悪に。
冒頭にも書きましたが、誘いを断り続けたせいで、友人はほとんどいなくなりました。僕は学生のころから見栄をはる性格で「お金がないから」なんて絶対に言えませんでした。
中には、心配してくれる友人もいました。しかし、それが余計にうっとうしくなって、喧嘩になったり、返済している間は良いことありませんでした。
そして、一番良くなかったことは弟の結婚式に行けなかったことです。本来なら、兄として祝福しなきゃいけない立場なのにそれができませんでした。
母には「どうして行けないの?」と泣かれてしまうし、本当に情けないし辛かったです。返済が終わった今でも、弟には合わせる顔がないし、両親ともあまり話さなくなりました。
リボ払いを完済するために特別なことはしていません。ただ節約をしただけです。
完済しようと思えばできるけど、家族との信頼関係や友人など失うものが大きかったです。
軽い気持ちでリボ払いをしてしまったけど、こんなことになるなんて想像もしていませんでした。
関連記事⇒リボ払いが原因で借金が増えてもう無理!家族や会社に内緒で解決する方法まとめ
返済を決意した理由は限度額までリボ払いをしてカードが使えなったから!
僕が使っていたクレジットカードは100万円までリボ払いの利用枠がありました。初めてリボ払いを利用してから、限度額までいくなんて想像もしませんでした。
しかし、994,390円まで残高が膨れ上がってこれ以上リボ払いができなくなったんです。
毎月のようにカード会社のマイページから、使った金額を後からリボで、リボ払いに変更していました。リボ残高は減ることなく速いテンポで増えてきました。

そろそろ、リボ払いもできなくなるって分かってはいました。しかし、限度額までいったときは、ものすごい不安と恐怖を感じてしまったんです。
まだカードがあるからそれを使えば?
限度額に達してしまったクレジットカード以外にも、あと3枚ありました。それぞれのカードの利用枠は、多くないけど、3枚合わせると、さらに100万円くらいはいけそうでした。
これを使えばまだ大丈夫じゃない…?と悪魔のささやきにも聞こえる誘惑がありました。

いや、もう返済しないとやばいだろう!
しかし、僕はこれ以上リボ払いはやめて返済してしまおうと決心したんです。やっぱり、借金が100万円になってしまったということは僕にとってショックでした。
ここで止めておかないと、もう引き返せないだろうし、これ以上借金が増えて、自己破産までいくことになったらって想像したとき、怖かったんです。
それにクレジットカード会社への返済が滞ってしまったらどうなだろうとも思いました。
督促の電話があって、職場や家族にまで知られてしまうのではないだろうかと不安になりました。
関連記事⇒クレカのリボ払いが払えなかったらどうなる?利用停止から一括請求になる最悪の事態も解説
100万円のリボ残高を完済するにはあと何年かかるのか?
僕は転職に失敗して、手取り30万円から15万円になりました。
リボ払いを始めた頃は、月の負担も少なかったんですが、残高が100万円になる頃には、月の支払いが2万2千くらになっていました。元金の返済よりも利息の方が多いことに…
ちなみに、僕が利用してクレジットカードのリボ払いは、「元金+手数料」で月の支払い額が決まる方式。
残高が増えれば、手数料がだんだんと増えていくんです。元金の返済は月1万円に設定していました。手数料は、年15%でした。
元金を月1万円ずつ返済していくと、100万円を完済するために8年4カ月もかかります。
さらに、この間にかかる手数料の合計が約62万円になることを知って、思考が一瞬止まりました。

完済なんて一生無理じゃないとあきらめようと思いました。
しかし、冷静になって元金を3万円にしたら、どうなるのか?とシミュレーションしてみたんです。
すると、2年11カ月で返済ができることが分かりました。
月の支払いは4万円を越えてしまいますが、期間が短くなった分、返済が現実的に思えてきました。
まずは、今の生活費の中から返済額をいくら増やせるかを検討してください。
気が遠くなるようなリボ払いの返済でも、冷静に計算すれば返済の見通しが立つようになります。そのためには今以上にリボ残高を増やさないようにすることです。
「もうリボ払いはしない」と決断することが完済への第一歩です。
完済できるか不安になって弁護士に相談したことも
実は100万円を返済する決意をしましたが、本当に返済できるのか不安を感じて弁護士にリボ払いの相談をしたこともあります。
自己破産ではなく任意整理という方法を使えば、リボ払いの手数料(利息)がカットされる可能性が高いと教えてもらいました。手数料が無くなれば支払いも大分楽になります。
僕はこのまま任意整理をして楽になろうかとも思って契約寸前までいきました。

「弁護士に相談し任意整理するかどうか迷った」ときのことはこちらの記事に書いてあるので、是非読んでみて下さい。
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「リボ払いでちゃんと支払いしていたのにどうして?」って思いますよね。
実はこんな感じで、「クレジットカードの限度額=リボ払い可能枠」でないクレジットカードも存在します。
【ショッピング枠とリボ可能枠が違う例】
こんなクレジットカードでリボ払い可能枠を超えてしまうと、一括請求になってしまうんです。
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