三井住友カードは定期的に条件や特典を変えながらマイペイすリボへの登録を促すキャンペーンを行っています。条件をよく理解してうまくキャンペーンを利用すればメリットもあります。
しかし、条件を知らずに特典に惹かれてキャンペーンを利用すると思わぬトラブルが発生する恐れがあるでしょう。
この記事ではマイペイすリボキャンペーンのデメリットや利用上の注意点をまとめているので参考にしてください。
マイペイすリボキャンペーン【2021~2022】の例
2021年から2022年にかけて三井住友カードが行ったマイペイすリボキャンペーンをまとめました。すでに終わっているキャンペーンもありますが参考としてお役立てください。
もれなく1,500マイルプレゼント!【期間:2021年11月1日~2022年4月30日】
インターネットから対象のカードを申し込み、3万円以下でマイペイすリボに登録すると1,500マイルプレゼントされました。
特典付与の条件
条件はカード入会月から3ヵ月の末日までに10万円(税込)以上を買い物利用することです。さらに、プレゼント付与処理時期にマイペイすリボを3万円以下に登録する必要があります。
もれなく1,500円プレゼント!【期間:2021年11月1日~2022年4月30日】
1,500マイルプレゼントに似ているキャンペーンですが条件が多少違います。
特典付与の条件
条件はカード入会月から3ヵ月の末日までに8万円(税込)以上を買い物利用することです。さらに、プレゼント付与処理時期にマイペイすリボを3万円以下に登録する必要があります。
マイ・ペイすリボとくとくキャンペーンで1,000円キャッシュバック【2022年5月1日~8月31日】
条件を変えながらのキャッシュバックキャンペーンが続いています。今回は1,000円です。
特典付与の条件
条件はカード入会月の2ヵ月の末日までに6万円(税込)以上を買い物利用することです。また、プレゼント付与処理時期にマイペイすリボを3万円以下に登録する必要があります。さらに、入会月+5ヵ月までにリボ払い手数料を発生させる条件も注意しましょう。
マイペイすリボキャンペーンで特典を上手にもらうには?
マイペイすリボキャンペーンで特典を上手にもらうには、初回手数料が無料という特徴を活かすことです。
例えば、毎月の設定金額を3万円にしても1ヶ月の利用が2万円であれば、翌月の支払いは手数料は発生せずに2万円だけになるのです。
だから、2022年5月1日~8月31日まで行われている「1,000円キャッシュバック」の恩恵を最大限受けたいとき、次のような利用が一つの方法として考えられます。
- カード入会月:30,200円(税込)
- 入会2ヵ月目:15,000円(税込)
- 入会3ヵ月目:15,000円(税込)
このようなカード利用をすればカード入会の2カ月後末までに、6万円以上の買い物をする条件を達成できます。
また、入会月+5ヶ月までにリボ払い手数料の請求がある条件は、初月に30,200円を利用することでクリアできると考えられます。翌々月に200円の残高に対する手数料が1円発生するからです。
マイペイすリボの特徴をもっと詳しく知りたい方は次の記事をチェックしてください。

マイペイすリボキャンペーンのデメリットは?
プレゼント(特典)を最大限もらうために緻密な使い方が必要
マイペイすリボに登録し設定金額を超えてカード利用をすると手数料がかかります。手数料が発生してしまっては特典の魅力が減ってしまいます。
だから、特典付与の条件や期間などを細かく確認しなければなりません。特に、手数料の請求があることが条件の一つになるとどのタイミングでいくら利用するかなどが大切です。

計画的に利用しないとキャッシュバックの恩恵が少なくなる
6万円以上の利用が条件だからと言って、1ヶ月で6万円のカード利用をしてしまうと手数料が大きいです。
仮に、3万円で設定している場合翌月の請求は3万円です。しかし、翌々月は手数料と合わせて30,375円の請求が来ます(2ヵ月目にカードの利用が0円の場合)。
- 6月:申し込み月にまとめて6万円利用
- 7月:30,000円の請求
- 8月:30,375円の請求※7月のカード利用がなしの場合
※カードの利用日や締め日により手数料は多少違いがあります。
1,000円のキャッシュバックがあっても、625円の恩恵しか受けられないので気を付けましょう。
条件を満たすために数万円以上のカード利用をしなければならない
特典をもらうにはカード利用が必要ですが、カード利用が少ない人にとっては無理してカードを利用しなければりません。特典のために無駄なもの買ってしまえば意味がないです。
マイペイすリボキャンペーンを利用するときの注意点と対策
マイペイすリボは手数料がかかる
マイペイすリボは設定金額を超えて利用すれば残高に対して実質年率15%の手数料がかかります。
そのため、キャンペーンの条件を達成するまではカードの利用を控えるなどの対策が必要です。
マイペイすリボの解除を忘れてしまうおそれ
特典を受け取ったにも関わらずマイペイすリボを継続してしまうケースもあるでしょう。解除することを忘れてしまうと思わぬ手数料が発生する可能性もあります。
マイペイすリボの解除は会員サイトでできます。特典を受け取ったらすぐに解除するようにしましょう。
まとめ
三井住友カードのマイペイすリボキャンペーンについて解説をしてきました。上手に利用すれば最大の恩恵を受けられますが、利用方法によっては思わぬ手数料の負担もあります。
キャンペーンの条件や期間をよくチェックして判断してください。
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