オリコカードはポイントが貯まりやすいカードとして人気があるクレジットカードです。
クレジットカードの人気ランキングでもオリコカードザポイントなどは還元率も高く上位に位置していますね。
一方でリボ払いの勧誘の電話もあります。必要なければその場で断ればいいのですが、商品券をプレゼントなどいろんなメリットを添えて話をしてきます。
もし、オリコカードの支払い方法をリボ払いにしてしまうとどうなってしまうのでしょうか?
今回はオリコカードのリボ払いについて詳しく解説します。
この記事をお読みいただく上での確認事項
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目次
オリコカードのリボ払いの種類!
クレジットカードを使って買い物をする場合、会計のときに支払い方法を「リボ払い」にすることもできます。
また、会計のときは取りあえず「一括払い」にしておいて、後からリボ払いに変更することもできます。後からリボにするので「あとリボ」と言われています。
オリコカードにはこの「あとリボ」の種類が3つあります。
- 毎月リボ
- 全部リボ
- 一部リボ
オリコカードは電話や会員サイトで一括払いをあとリボに変更が可能です。それぞれどのようなものなのか、気を付けるべきことも含めて説明します。
①毎月リボとは?
「毎月リボ」は一括払いと言って支払いをしても自動的にリボ払いに変更になる支払い方法です。いわゆる「自動リボ払い」です。
一度、毎月リボに変更してしまえば、翌月以降の支払いもリボ払いになってしまうから気をつけましょう。
「今月だけリボ払いにすればいいんだ」と言う場合は、絶対に毎月リボにはしてはいけません。
毎月リボは継続的にリボ払いにしてしまうシステムです。毎月リボにすれば毎月手数料が入ってくるから、オリコカードにとってはメリットがあります。だから、毎月リボの勧誘を勧めてくることが多いです。
②全部リボとは?
全部リボはオリコカードで買い物をした金額が全部リボ払いなる方法です。
例えば、11月にオリコカードを使って、携帯電話の支払いやショッピングで合計3万円使ったとします。全部リボ払いにすれば、11月の利用代金3万円全てがリボ払いになります。
どうしても今月の支払いが厳しい、今月を乗り切ればなんとかなるという場合、全部リボ払いを使ってピンチを乗り切るという方法もあります。
「今回だけ」、「一度だけ」というときには全部リボ払いが向いています。
③一部リボ払いとは?
一部リボ払いは利用代金の一部だけをリボ払いにする方法です。
例えば、11月のオリコカードの利用明細が以下の場合
詳細 | 利用額 |
携帯電話の支払い | 8,000円 |
○○電気で買い物 | 10,000円 |
○○屋で飲食 | 5,000円 |
合計 | 23,000円 |
携帯電話の支払い8,000円だけをリボ払いにする方法です。
利用明細を確認しながらリボ払いにしたい項目だけを選択しリボ払いにするのが、一部リボ払いです。
ある月の支払いが少しだけ厳しいときに向いています。
リボ払い利用する金額が大きくなればなるほど、返済期間が伸びるし、手数料も増えます。
リボ払いを利用するときは、手数料の負担を軽くするためにできるだけ少ない金額にするのが、早く返済するコツです。
だから、どうしてもリボ払いにしなければならないときは、
一部リボ払い⇒全部リボ払い
の順に検討していきましょう。
とは言っても、リボ払いは本当にピンチのときだけの最終手段です。だから、毎月リボはあまりおすすめしません。
オリコカードのリボ払いの仕組みは?
これからオリコカードのリボ払いの仕組みを二つに分けて説明します。
仕組み1:オリコカードのリボ払いは元利定額方式
オリコカードの支払いをリボ払いは元利定額方式と言って、月々の返済額はこのよう仕組みです。

オリコカードの場合は月々の支払額の中に元金(リボ残高)と手数料が含まれています。
この仕組みの特徴は「リボ残高が多いときは手数料を支払う割合が多いため、元金の減りが少ない」ことです。

だから、リボ払いの利用金額次第では支払いの長期化や手数料負担が大きくなる恐れがあります。
参考記事⇒リボ払いで元金が減らないのは元利定額と元金定額どっち?
仕組み②:オリコカードはリボ残高が増えると毎月の返済額が変わる
オリコカードはリボ払いの利用代金(リボ残高)が増えれば、月々の支払いが増える仕組もあります。これを残高スライド方式といいます。
オリコカードのリボ払いは残高に応じて月々の返済額が決まっています。
利用代金残高(月末の残高) 毎月の返済金額(弁済金) 100,000円以下 3,000円 100,001円~200,000円 6,000円 200,001円~300,000円 9,000円 300,001円~500,000円 15,000円 500,001円~1,000,000円 20,000円
気をつけたいのは「リボ払いの利用代金残高が一定のラインを超えたとき」です。
いつもは3000円の返済だと思っていたのが、利用代金残高が増えてしまったことに気づかず、6000円になってしまうこともあります。
お金が足りなくて引き落としの口座から引き落としできないくて、代金未払になることもあります。
未払になれば延滞金なども発生する可能せや督促などあるから気をつけましょう。
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オリコカードのリボ払いの手数料と計算方法を解説!
オリコカードのリボ払いの手数料は基本的に年率15%です。他のクレジットカードとほぼ変わりません。
月々の手数料の計算は次のようするとできます。
利用代金残高(月末のリボ残高)×15%÷12
※15%を12で割っているのは1ヶ月の率にするためです。
例えば、11月末のリボ残高が5万円の場合の手数料は
5万円×15%÷12=625円
です。
【要注意】オリコカードの月々の返済額をシュミレーションしてみた結果!
オリコカードのリボ払いで要注意なのは月々の返済額が利用代金残高(月末のリボ残高)に応じて決まっていることです。
月々の返済額を自分で決めることができるクレジットカード会社もあるので、この点は大きな特徴と言えます。
もちろん、支払額の変更やまとめて支払いも会員サイトで可能ですが、何もしなければオリコカードが決めた返済額で支払いをすることになります。
だから、支払いを長期化させない、手数料を多く払わないためにも、余裕があるときは意識的に返済額を増やす必要があります。
もし、オリコカードが設定した返済額のままで支払いをすれば余計な手数料を支払う恐れがあるので気をつけましょう。
手数料や返済期間をシュミレーションしてみた結果!
利用代金残高(月末のリボ残高)が10万円以下の場合、月々の返済額は3000円です。
オリコカードに設定されたとおり返済をした場合、手数料や返済期間はどうなるのか?シュミレーションした結果はこのようになりました。
利用代金(リボ残高) | 10万円 |
---|---|
手数料(年率) | 15% |
支払い回数 | 44回 |
支払い月数 | 3年8ヶ月 |
返済総額 | 130,138円 |
手数料総額 | 30,138円 |
内訳はこちら(回数が長いので抜粋です)
回数 | 返済額(円) | 元金部分(円) | 手数料(円) | 返済後残高(円) |
1回 | 3,000 | 1,750 | 1,250 | 98,250 |
10回 | 3,000 | 1,958 | 1,042 | 81,476 |
20回 | 3,000 | 2,217 | 783 | 60,503 |
30回 | 3,000 | 2,510 | 490 | 36,755 |
40回 | 3,000 | 2,842 | 158 | 9,864 |
44回 | 1,138 | 1,124 | 14 | 0 |
注意:参考値です
オリコカードが指定した3,000円のままの場合、返済期間が4年近くとすごく長くなりますね。もし、返済している途中、追加でリボ払いにしてしまうと返済期間はもっと伸びます。
「リボ払いにすれば少ない支払いで済むから安心」と思うのは見当違いかもしれません。
クレジットカード会社は月々の返済を少なくすることで、支払いを長期化させ、手数料を多く支払ってもらおうと意図があるように思えてきますね。
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「リボ払いでちゃんと支払いしていたのにどうして?」って思いますよね。
実はこんな感じで、「クレジットカードの限度額=リボ払い可能枠」でないクレジットカードも存在します。
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