こんにちはオクムラです。
今回は、
なぜ、リボ払いの残高が100万円になると利息だけで総額60万円にもなるのか?
について僕の体験談を含めて詳しく解説していきます。
僕はクレジットカードを使ってはリボ払いを繰り返し、最終的にリボ残高が約100万円になりました。
返済が終わるまでにいくら利息を払うことになるのだろうと思って計算したら…
- 総額で60万円以上
- 完済するまでの期間は8年4ヶ月
ということが分かりました。
ただし、60万円と言う利息は今後リボ払いを一切せずに返済だけをした場合。
リボ残高が減ったことに安心してまたリボ払いを繰り返しリボ残高が増えれば、永久的に利息を支払い続けることになります。
ちなみに、リボ払いの利息は正式には「手数料」と言いますが、考え方は借金の利息と同じです。
月々の返済額は少なくても、100万円を返済するのに利息だけで総額60万円以上もかかってしまう…
リボ払いを利用した僕が悪いんですが、こんなにばかばかしい話はないですよね?
それに60万円はこれから支払い続ける利息で、リボ残高が100万円に到達する前にも利息はたくさん払っていたわけです。
この記事をお読みいただく上での確認事項
- この記事で例示している解決の結果は、借入条件・取引状況により個人差があります。必ず例示のような結果になるとは限りません。参考例として読んでいただければ幸いです。
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目次
リボ払いの残高100万円で利息が60万円以上にになる理由!
リボ払いには次のような特徴があります。
- 毎月返済する金額を増やす、残高をまとめて返済する
⇒支払期間は短くなる
⇒利息の総額は減る - 毎月返済する金額が少ない、残高があるのにまたリボ払いにしてしまう
⇒支払いが長期化する
⇒利息の総額は非常に大きな金額になる - 支払い方式(元利定額や元金定額)や手数料によってリボ払いの利息の総額が異なる
ちなみに、僕が利用していたクレジットカードでリボ残高が100万円になったときの状況は
- 支払い方式:元金定額
- 月々の設定金額:1万円
- 手数料(利息):15%(年率)
- 残高:約100万円
でした。
リボ残高が100万円になったとき利息の総額を計算したとき、60万円以上になる理由が2つあることがわかります。
- 手数料(利息)が年率15%もあったから
- リボ残高に対して月々の返済金額が少なかったから
①の手数料はカード会社が決めることなので僕はどうすることもできません。
②リボ残高に対して毎月の返済金額は確かに少なかったです。元利定額方式で「1万円+手数料(利息)」を毎月支払いしていました。
リボ残高が少ない頃は1万円に手数料が1千円ちょっとくらいでした。しかし、残高が増えれば手数料だけで数千円にもなっていました。
残高が100万円になった頃は、毎月の支払額は2万円を超えるようになっていました。
元金1万円に対して、手数料が約1万2千円と元金よりも手数料のほうが高いんです。
本当はリボ残高に応じて月々の返済額(元金の額)は上げていくべきです。
しかし、そのうちまとめて返せるだろうと思っていたから元金の返済額はずっと1万円のままでした。
【計算例】元金の返済1万円のままリボ残高100万円を返済し続ける場合
リボ払いの1か月の手数料の計算はそこまで難しくありません。
リボ残高×15%÷12
これで計算することができます。15%を12で割っているのは1か月の率にするためです。
- リボ残高が100万円になってこれ以上リボ残高を増やさない!
- 来月から真面目に元金1万ずつ返済する!
と決めて完済するまでの手数料は
1か月目:100万円×15%÷12=12,500円
2か月目:99万円×15%÷12=12,375円
これを繰り返していくと
完済まで8年4か月かかって、手数料だけで総額60万円以上になることが分かります。
つまり、リボ残高に対して月々の元金の返済額が少なければ、返済は長期化して利息の総額は恐ろしく高くなるわけです。
手数料を1円でも少なくするためには元金の返済額を多くすることです。
もし、元金の返済を1万円から2万円にしたら
- 利息の総額は約32万円
- 返済期間は4年2か月
になります。
簡単に計算はできるんですが、完済まで計算を繰り返すのは面倒なので、ローン計算シミュレーションなどを使えば便利です。
リボ払いの利息(手数料)を少なくするために必要なことは少しでも多く元金の返済をすることです。
シミュレーションをしてみれば一目瞭然ですよ。
「元金定額」というのは月々の設定金額+手数料(利子)を支払っていく支払い方式です。

「元利定額」という支払い方式もあります。元利定額では毎月指定した一定額の中から手数料(利息)を払い、残りをリボ残高(元金)の返済に充てています。
支払いは毎月一定ですが、元金の減りが少なく支払いが長期化しやすいです。

元利定額でリボ払いを続けていくと、元金はほとんど減らず手数料を支払い続けていくという悪魔の支払いになります。
100万円の手数料を少しでも減らす具体的な方法!
僕は徹底した節約によって元金を減らし続けた結果、2年3ヶ月でリボ残高をゼロにすることができました。
行ったのは次のようなことです。
- 生活費の見直し
- 生命保険の解約
- 交際費をカット
- 銀行から下ろすのは最小の金額だけ
詳しい説明はこちらの記事に書いてあるので、是非参考にしてください。

リボ残高100万円と利息を返済し続ける自信ある?

リボ残高が100万円に達しこのままではさらに60万円以上の利息を払うことになると気づいたとき、本当にばかばかしくなりました。
そこで、これ以上リボ払いはしないと決めて、毎月支払う元金を2万円に上げました。その結果、僕はなんとか100万円の残高を完済することができました。
しかし、手数料が増えてしまい月々の返済が不可能になって、どうしようもない状況になることもあります。これがリボ払いのやばいところです。
あなたはリボ払いの誘惑に負けずに、返済する自信がありますか?
関連記事⇒リボ払いが原因で借金が増えてもう無理!家族や会社に内緒で解決する方法とは?

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