それから、コースがいろいろあるけど、違いは何?
Sコースだったら、毎月の支払額も少ないから楽そうなんだけど…
イオンカードを申し込みするときは、リボ払いを利用する意思がなくても、4種類のコースの中から「リボ払いのお支払い額」を選ばなければなりません。
コースを選ぶためには、イオンカードのリボ払いの仕組みを知ってからがいいです。
この記事では、イオンカードのリボ払いの仕組みやコース・支払い額について解説しています。
クレカのリボ払いで、100万円の借金を作った経験があります。完済できましたが、ホントに大変でした。
僕のように「リボ払いで困る人を増やしたくない」と思い、リボ払いの盲点やワナをブログで発信しています。ブログのアクセス数は月間1万pv以上。
リボ払いを始めた理由や完済できたコツはこちらで紹介しています。
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目次
イオンカードリボ払いの仕組みとは?毎月の支払い額の内訳も分かる
毎月の支払い額の内訳
イオンカードでリボ払いを利用したときの毎月の支払い額は、次のようなイメージです。

各コースで設定された金額とは別に手数料を支払う仕組みです。手数料は、リボ払いを利用額に応じて決まります。
ちなみに、設定した金額と手数料を合わせて「弁済金(べんさいきん)」と言います。
例えば、リボ残高が10万円あるとき、Cコースであれば毎月1万円ずつリボ残高が減っていくわけです。

手数料はどうやって決まる?
手数料の基本的な計算の仕組みは、こんな感じです。
15%はイオンカードリボ払いの1年間の手数料率です。12で割っているのは、1ヶ月あたりの手数料にするためです。
ただ、厳密には手数料は一日ごとに計算されます。イオンカードでリボを利用した日や月の日数、締め日(毎月10日)などを考慮して計算されます。
各コースの手数料の具体的な違いも、各コースの違いで説明します。
【注意】リボ残高に応じて毎月の支払い額は変化する
気を付けて欲しいのは、イオンカードリボ払いは残高スライド方式になっていることです。
残高スライド方式とは、リボ残高に月々の支払い額が変化する仕組みです。イオンカードでは以下のように変化します。
リボ残高 (毎月10日) | 月々の支払い額 | |||
S | A | B | C | |
~10万円以下 | 2,000円 | 5,000円 | 7,500円 | 10,000円 |
10万円超~15万円以下 | 5,000円 | 7,500円 | 10,000円 | 15,000円 |
15万円超~20万円以下 | 5,000円 | 10,000円 | 15,000 | 20,000円 |
≈ | ≈ | ≈ | ≈ | ≈ |
60万円超~70万円以下 | 15,000円 | 35,000円 | 45,000円 | 70,000円 |
70万円超~ | 15,000円 | 40,000円 | 50,000円 | 80,000円 |
一部を抜粋しています。
つまり、Sコースを選択してもずっと支払い額が「2,000円+手数料」になるわけではないんです。
支払いが困難になる恐れもあるので、リボ残高と支払い額の確認はめちゃくちゃ重要です。
※リボ払いは使い方によっては、リスクのある支払方法です。
その理由は、リボ払いがやばいのはなぜ?経験者にしか分からない本当の理由で分かります。

イオンカードリボ払いの各コースの違い|どれを選んだらいいの?
【最初に確認】リボ払いの基本原則
各コースの違いについて説明する前に、リボ払いでこれだけはおさえておいて欲しいポイントをお伝えします。
毎月の支払い額が少ない⇒完済までの期間が長くなる⇒手数料も増える
毎月の支払い額が多い⇒完済までの期間は短くなる⇒手数料を少なくできる
あたりのことですが、「支払いを楽にするために、毎月の支払額をできるだけ少なくしたい」と考えている人は多いと思います。
僕もそうでしたから…
これを知っていれば、イオンカードリボ払いのコースはどれを選べばいいか分かると思います。
リボ払いのコースと違い|手数料はこんなに違う
実際にシミュレーションをして、完済までの期間と手数料(参考値)にどれくらいの違いがあるかを確認してみましょう。
例えば、リボ残高10万円で比べてみると
コース | S | A | B | C |
期間 | 4年2ヶ月 | 1年8ヶ月 | 1年2ヶ月 | 10ヶ月 |
手数料合計 | 31,570円 | 12,815円 | 8,659円 | 6,570円 |
支払い総額 | 131,570円 | 112,815円 | 108,659円 | 106,570円 |
※数値は参考値です。
こんな結果になりました。ちなみに、イオンカードは利用日から初回の締切日(10日)までの手数料はかかりません。※新規で利用した場合。
リボ払いコースはどれがいい?
シミュレーション結果からも、分かるようにリボ払いコースはCコースにしておくことをおすすめします。
ただ、オンラインでイオンカードの入会手続きを進めていくと、「Sコース」をおすすめするようなコメントがあるので注意してください。
画像出典:イオンカード
Sコースは、手数料が大きいからイオンカードにとっては、有利ですよね。
突然ですが、「借金減額シミュレーターってクレカのリボ払いも対象」って知っていましたか?
気になるけど、あやしいと思っている人も多いんですが、僕は何度か試したことがあります。その結果、リボ払いの手数料がゼロになることが分かりました。
ぜひ、≫借金減額シミュレーターやってみた【実際に体験した流れや診断結果】を徹底解説を読んで、あやしいかどうかを判断してみてください。
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※無料でできることのすべてが分かります。
イオンカードでリボ払いを利用する仕組み|初期設定はどうなってる?
- お買い物時にリボ払い
- あとからリボ払い
- 自動的にリボ払い
それぞれを簡単に説明します。
お買い物時にリボ払い
買い物をしてレジで、イオンカードで支払いをするとき、1回払いではなく、リボ払いを指定する方法です。
たいていは手数料がかからない「1回払い」を選ぶ人が多いですが、「リボで」と言えば、支払い方法がリボ払いになります。
あとからリボ払い
1回払いで買い物をした後に、リボ払いへ変更する方法です。
イオンカードの会員サイトへログインして、明細を見ながらリボ払い変更したい会計を1件1件指定可能です。また、まとめて全部をリボ払いへ変更することもできます。
自動でリボ払い
1回払いを指定しても、自動的にリボ払いになる仕組みです。イオンカードでは自動的にリボ払いになる仕組みを「全リボ」と呼んでいます。
画像出典:イオンカード
全リボにするかどうかは、イオンカードに入会するときに、決めることができます。または、会員サイトから自動的にリボ払いへの設定(登録)が可能です。

理由を知りたいときは、イオンカードのリボ払いは勝手になる?【要因は申し込み時やキャンペーン】を読んでみてください。

まとめ
イオンカードリボ払いは、毎月の支払額が違う4種類のコースをオンライン入会時に選ぶ仕組みとなっています。
イオンカード側は、Sコースをイチオシしてきますが、利用者にとっては気をつけなければならない部分があります。
Sコースは支払額が少ないです。だから、リボ払いの利用の仕方次第では、手数料が大きい増えてしまいます。
