カード会社のリボ払い解説

これだけスキップリボのデメリットとは?【使い過ぎには注意】

先月は PayPayカードを使い過ぎたから、今月の支払いが厳しそうだな…
これだけスキップリボを使えば、何とかなりそうだけど。
デメリットはないんだろうか?

PayPayカードには「これだけスキップリボ」があるので支払いがピンチのときに使えば、すごく役に立ちます。でも、使い過ぎには注意したほうがいいです。

その理由は、これだけスキップリボのデメリットを知ればよく分かりますよ。

オクムラ
オクムラ
オクムラの実体験も交えて説明するので最後まで読んでくださいね。
オクムラって誰?

リボ払いで100万円の借金を作り地獄をみた経験を持つ。「リボ払いで困る人を増やしたくない」と思いリボ払いの盲点やワナを日々研究している。リサーチしたクレカは100種類以上。ちなみに、リボ払いはすべて完済済み。

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※当ブログは「2級ファイナンシャル・プランニング技能士」の協力で運営をしています。

【仕組み】これだけスキップリボについて簡単に解説

これだけスキップリボは、PayPayカードのリボ払いの種類の一つです。一般的には「あとリボ」と呼ばれているリボ払いで、1回払いにしていた商品(サービス)をリボ払いに変更できます。

これだけスキップリボのやり方

これだけスキップリボはカード会員サイトから簡単にできます。

カード会員サイトでPayPayカードの利用明細を見ながら、リボ払いに変更したい利用店名・商品名を選んで手続きするだけです。明細にある金額を全部リボ払いに変更することも可能です。

例えば、ある月の利用明細がこんな感じだったら

利用日利用店名・商品名支払い区分利用金額
11月3日A電機1回30,000円
11月23日Bネット1回5,000円
11月26日Cコンビニ1回800円

※明細はイメージです。

A電機の30,000円だけをリボ払いに変更できます。すると、A電機の部分の支払いは、3,000円※+手数料だけの支払いになります。

オクムラ
オクムラ
全部で38,500円の支払いだったのが、一部をこれだけスキップリボに変更することで、12月27日の支払いが1万円以下に抑えらるんです。

※リボ払いの設定金額が毎月3,000円の場合

これだけスキップリボの手続きはいつまで?

これだけスキップリボの手続きは毎月20日21時59分までに申し込みをすれば、当月分の支払いをリボ払いに変更できます。口座振替設定をしている金融機関の中には、毎月15日までも場合もあります。

支払いの開始は、支払い月の5日までにこれだけスキップリボに変更するとその月の27日から始まります。支払い月の6日から20日までの変更は翌月の27日からです。

例えば、

◎11月5日に変更⇒11月27日からリボ払い

◎11月15日に変更⇒12月27日からリボ払い

一部の店舗やサービスではリボ払いに変更できない場合がありますが、期限までに手続きをすれば支払い金額を抑えられます。

ちなみに、PayPayカードには「まるごとフラットリボ」という自動リボ払いサービスもあります。気になる人は、まるごとフラットリボ仕組みは?デメリットやキャンペーンの注意点も分かるを読んでみてください。

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これだけスキップリボのデメリット

これだけスキップリボを使えば、支払いを楽にできるメリットがあります。でも、デメリットを知らずに使い過ぎてしまうと危険です。ここで説明するこれだけスキップリボのデメリットを知ってから、利用するようにしてください。

手数料がかかる

PayPayカードのリボ払いは実質年率18%の手数料がかかります。

例えば、1回払いで30,000円を支払う予定だった利用分をこれだけスキップリボを使ってリボ払いにすると…

リボ払い設定金額3,000円5,000円10,000円
手数料総額2,475円1,575円900
返済総額32,475円31,575円30,900円
返済期間10ヶ月6ヶ月3ヶ月

※手数料は参考値です。リボ払いに変更した日付などで多少異なります。

設定金額を変えて3パターンで計算してみました。リボ払いへ変更した金額が3万円なので無理なく払えそうな金額ではありますね。

でも、1回払いよりも確実に負担は増えます。

大きな金額をリボ払いへ変更するときは、手数料がいくらになるかをしっかりとシミレーションしてからにしましょう。

解除や取り消しはできない

1回払いをこれだけスキップリボでリボ払いに変更したら、解除や取り消しはできません。つまり、リボ払いを1回払いへ戻すことはできないのです。

利用明細の一部の支払いを変更するときは注意しましょう。間違って変更したら余計な手数料がかかってしまいます。

例えば、先ほどの明細で

利用日利用店名・商品名支払い区分利用金額
11月3日A電機1回30,000円
11月23日Bネット1回5,000円
11月26日Cコンビニ1回800円

A電機をこれだけスキップリボにするつもりが、間違ってBネットにしてしまうようなケースです。5,000円に対しても手数料がかかります。

支払い回数が分かりづらい

分割払いでは支払い回数を決めます。一方で、リボ払いはあらかじめ支払金額を設定します。

設定した金額によって完済までの期間は違うので、支払い回数は分かりづらくなっています。

ちなみに、PayPayカードの場合は毎月3,000円から設定できます。例えば、30,000円をこれだけスキップリボにしたら

リボ払い設定金額3,000円5,000円10,000円
手数料総額2,475円1,575円900
返済総額32,475円31,575円30,900円
返済期間10ヶ月6ヶ月3ヶ月

※手数料は参考値です。リボ払いに変更した日付などで多少異なります。

設定金額によって表のような違いがあります。設定金額が低ければ支払い回数は長いし、高ければ短くなのがリボ払いの特徴です。

簡単にできてしまう

これだけスキップリボの手続きは簡単です。一見するとメリットのようですが、簡単にできるからこそすぐに慣れてしまいます。だから、何度でこれだけスキップリボを利用するようになる人もいます。

オクムラ
オクムラ
初めてリボ払いを利用するときは、怖い気持ちがあるんです。でも、これだけスキップリボは簡単な手続きなのでリボ払いへの抵抗感も薄れていきますよ。

リボ残高が増えやすい

支払いに困ったら、これだけスキップリボにしよう」という感覚になるのは危険信号です。まだ、リボ残高があるのにまた使ってしまうとリボ残高がどんどん増えていきます。

簡単に利用できるからこんな感じで、リボ残高が増えていく人もいるんです。だから、軽い気持ちでリボ払いにするのはやばいです。

リボ払いのやばさについては、リボ払いがやばいのはなぜだ?経験者だから分かる本当の理由にも詳しく書いています。

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これだけスキップリボで困らないための対策

これだけスキップリボは支払いに困ったときい利用すれば便利です。でも、使い方を間違ってしまうと困ったことになります。これだけスキップリボで困らないための対策を最後に紹介しますね。

カード会社の案内に注意する

PayPayカードはメールやDMで、リボ払い変更への案内をしてくるので気をつけましょう。

また、「これだけスキップリボ」という名称も使ってしまいたくなるネーミングセンスですよね。

案内はありますが、「今、利用する必要性があるかどうか」を冷静に、考えることは大切ですね。

カード会社独自の名称をつけたリボ払いは、カード会社の独自のリボ払いの呼び方や別名を一覧にしてみたでまとめています。

リボ払い別名名称一覧
カード会社の独自のリボ払いの呼び方や別名を一覧にしてみた独自の名称や別名が付いているリボ払いを一覧にしました。知らないまま自動リボ払いになっていかを確かめるリストも参考にしてください。...

使い過ぎないようにする

まるごとフラットリボは便利ですが、使い過ぎは禁物です。使い過ぎると残高は増え続けるし、手数料の負担も大きくなります。

まるごとフラットリボは、どうしても次の支払いが難しいときの最終手段として利用することをおすすすめします。

オクムラ
オクムラ
日頃から頻繁に使うのはやめておいたほうがいいと思います

おまとめ払い(一括返済)をする

これだけスキップリボにした金額は、おまとめ払い(一括返済)もできます。まとめて返済すれば、手数料を軽減できますね。

例えば、10万円をこれだけスキップリボしたケースを考えてみましょう。毎月の設定金額を1万円にして、まとめて返済をせずに支払いを続けると

回数月返済額元金部分手数料返済後リボ残高
111,50010,0001,50090,000
211,35010,0001,35080,000
311,20010,0001,20070,000
411,05010,0001,05060,000
510,90010,00090050,000
610,75010,00075040,000
710,60010,00060030,000
810,45010,00045020,000
910,30010,00030010,000
1010,15010,0001500

※参考値です。

このように返済回数は10回で、手数料は総額で8,250円かかります。でも、リボ残高80,000円のときにまとめて返済を利用すれば、手数料は2,850円(1,500円+1,350円)でOKです。

手数料を多く払わないためにも、臨時収入やボーナスがあったときはおまとめ返済をし、一気にリボ残高を減らしましょう。

【まとめ】これだけスキップリボはいざというときの手段

これだけスキップリボはいわゆる「あとリボ」でした。利用明細を見ながら気軽に変更できるので便利です。でも、簡単にできるからこそ安易に使ってしまうリスクもあります。

必要以上に使ってしまうと、手数料の負担も大きく返済期間は長くなってしまいます。デメリットをよく知って、これだけスキップリボを利用するようにしてくださいね。

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