一回払いで利用していたつもりがリボ払いになっていたら怖いですよね?リボ払いにした覚えがなければ「勝手にリボ払い」になったという感覚になってもおかしくはありません。
楽天カードはリボ払い専用のクレジットカードではないから勝手にリボ払いになる可能性はないでしょう。
この記事では楽天カードが勝手にリボ払いになると思われる原因を解説します。合わせて、リボ払いにならないないようにする対策もお伝えします。
クレカのリボ払いで、100万円の借金を作った経験があります。完済できましたが、ホントに大変でした。
僕のように「リボ払いで困る人を増やしたくない」と思い、リボ払いの盲点やワナをブログで発信しています。ブログのアクセス数は月間1万pv以上。
リボ払いを始めた理由や完済できたコツはこちらで紹介しています。
リボ払いの沼から抜け出せないあなたへ
リボ払いの現状を知って、解決策を見つけてみませんか?
減額診断をしたあと弁護士に無料で相談できます。
\弁護士との無料相談付き/強引な勧誘なし
相談に乗ってもらうだけでも、リボ払いの終わりが見えて、気持ちが楽になりますよ。
※減額診断をきっかけにリボ払いの手数料(利息)をゼロにできた体験談↓
≫リボ払いを救済制度で減額した【体験談】デメリットだと感じたことは?
3分ほどで読めます。
※当ブログは「2級ファイナンシャル・プランニング技能士」の協力で運営をしています。
目次
楽天カードは勝手にリボ払いになる?
楽天カードが勝手にリボ払いになると思われる要因の一つに「自動リボ払い」があります。自動リボ設定を選択すると、ショッピングで楽天カードを利用する場面で、「一括払いで」と言っても、支払いはリボ払いに変わります。
勝手に自動リボ払いに設定されるのは怖いですが、本当にそのようなことがあるのでしょうか?まず、「自動リボ払いはどのような過程を経て設定されるのか」を楽天カードの規約でチェックしてみました。
楽天のカードの規約はこうなっている
規約なんて細かく読まないという方がほとんどだと思いますが、「勝手にリボ払いにしませんよ」という根拠は、第31条(カードショッピングの支払方法)の5に記載があります。
本会員は、当社所定の方法により自動リボサービス(国内外の加盟店で1回払として利用されたご利用情報を当社に到着した時点でリボルビング払に変更して本会員に請求するサービス)に申し込むことができるものとし、当社が適当と認めた場合には、自動リボサービスを利用できるものとします。
これを読む限りでは、
- あなたが自動リボサービスを申し込む
- 楽天カードが自動リボサービスを認める
- 支払い方法が自動リボサービスに変更される
という流れになるようになっていますね。なので、あなたがどこかで「自動リボサービス」を申し込まない限り、支払いがリボ払いになることはないと言うことです。
自動リボサービスは楽天カードの申し込み画面にある
自動リボサービスの選択は、楽天カードの申し込み画面に出てきます。
申し込みのとき、自動リボサービスを「申し込む」にチェックを入れなければ、リボ払いになることはありません。つまり、「自動リボサービス」にするか、しないかはあなたの選択次第です。
とは言っても、リボ払いにしてもらおうとしている仕掛けはあります。楽天カードは、申し込み時や加入後でも、利用者をリボ払いにしてもらいおうと、ポイントアップキャンペーンなどの勧誘が多いです。
そのため、楽天カードを申し込んだ方の中にはリボ払いのことをよく知らずに申し込んでしまった方もいるかもしれません。あとからリボ払いのデメリットを知って後悔することも少なくないでしょう。
そもそも、なぜリボ払いがやばいのかを知りたいときは、『リボ払いがやばいのはなぜ?経験者にしか分からない本当の理由』記事がおすすめです。
リボ払いにしていまいそうになる原因と対策
「勝手にリボ払いにならない」とは言え、楽天カード側は利用者になんとかリボ払いに変更してもらうように、キャンペーンなどで誘ってきます。魅力的な特典なので、リボ払いにしないと損をしてしまうように感じてしまいます。
楽天カードの自動リボ払いキャンペーン
楽天カードでは自動リボ払い登録&利用で最大で5,000ptプレゼントの特典を付けたキャンペーンを実施しています(2022年5月20日現在。終了日未定)。
- 特典1:申し込み時に自動リボ払いに登録⇒最大2,000pt
- 特典2:カード申し込み月の翌月までに30,000円以上利用⇒もれなく3,000pt
特典2はお支払いコース1万円以下に設定する必要があります。また、特典2の説明に「翌月1回払いを」と書いてあるため「中にはリボ払いでは1回払いでいいの?」と思われる人もいるのはないでしょうか?
自動リボ払いに登録しているため、1回払いにしていてもリボ払いに変更になるので注意が必要です。
「リボ払いってよく分からないけど、そんなに得することがあるんだったら申し込んでしまおう」という気持ちになる場合もあるのではないでしょう?
キャンペーンの特典に惹かれて登録してしまう前に本当に必要なサービスかを検討しましょう。
メールなどでリボ払いへの変更を促される
楽天カードは「お支払いの調整が何日までできます」とメールでリボ払いを勧めてきます。「調整」と聞くと特別な方法のように思ってしまいますが、リボ払いへの変更です。
また、通常よりも利用額が増えたときにはさらにリボ払いの案内がメールで行われます。
リボ払いの仕組みを良く知らない人でもリボ払いへの案内を受け取ってしまいます。リボ払いを検討させられる機会は多いので、知らぬ間にリボ払いを利用していたという恐れもありそうです。
ちょっとくらい支払金額を安くしてみようかなと思うのは危険です。ちょっとの利用がクセになってしまうかもしれません。
楽天カードを更新するとき「自動リボ払い」をするかしないかの確認がある
楽天カードを更新するときも要注意です。更新するときに「自動リボ払い」を申し込みするかしないかの確認が改めてあります。
更新が近いや最近過ぎた方は、自動リボ払いを申し込んでいないか確認するようにしてください。
楽天カードのリボ払いの手数料はいくら?
リボ払いは毎月の支払額を一定にでき、家計の計画を立てやすいというメリットもありますが、手数料が高いのがデメリットです。
楽天カードの手数料は年率15%です。年率15%はクレジットカードのリボ払い中では普通です。
ちなみに、PayPayカードのように年率18%の手数料もあります。
PayPayカードについては、PayPayカードは勝手にリボ払いになる?確認方法や手数料も解説で詳しく分かります。
手数料と元金を合わせた一回分の支払い金額は、次のように計算されます。
月々の支払い金額(元金)+残高×手数料(年率15%)÷12ヶ月
例えば、リボ払いの利用金額を50,000円、月々の支払い金額を5,000円とすると、
- 回目の支払い 5,000円+50,000×15%÷12=5,625円
- 回目の支払い 5,000円+45,000×15%÷12=5,562円
3回目、4回目と残高がゼロになるまで、計算を繰り返すと、10ヶ月で支払いが終わり、手数料の合計は3,435円になることが分かります。
先ほどのポイント4倍アップキャンペーンで、手数料を以上にポイントがもらえるかも、このように計算すると比較することができます。
また、ここで注意が必要なのは、この手数料は、リボ払いにした金額が5万円だけだったらという場合です。毎月楽天カードを利用して、自動リボにしていたら、利用金額(元本)が増えていって、5万円だけでは済みません。
そして、利用金額が増えれば、増えるほど手数料として支払う金額が高くなってしまいます。残高が多額になっても、まとめて返せるときに返せば、大丈夫だろうと安易に考えていると痛い目に合います。
僕は、リボ払いをしていましたが、本当に返済に困ってどうしようもなくなるという自体になるまで、残高が増えても見て見ぬふりをしていました。
突然ですが、「借金減額シミュレーターってクレカのリボ払いも対象」って知っていましたか?
気になるけど、あやしいと思っている人も多いんですが、僕は何度か試したことがあります。その結果、リボ払いの手数料がゼロになることが分かりました。
ぜひ、≫借金減額シミュレーターやってみた【実際に体験した流れや診断結果】を徹底解説を読んで、あやしいかどうかを判断してみてください。
※無料でできることのすべてが分かります。
自動リボになっていないか確認&解除する方法
楽天カードに申し込みをした後で、自動リボになっていないか確認するのは簡単です。カードが届いたら、すぐに「楽天e-NAVI」にログインしましょう。トップ画面に「お支払い関連サービス」があります。
ここに、「現在自動リボサービスにご登録いただいておりません。」と表示されていることを確認できれば、大丈夫です。もし、登録されていたらそのまま解除してください。
しかし、ここにも「自動リボサービス」を勧める案内があります。さらに案内を読み進めると、「自動リボサービスに申し込む」と言うボタンがあるので、注意しましょう。
【まとめ】楽天カードは勝手にリボ払いにはならないが、自動リボへ払いの案内はある
楽天カードの支払い方法がリボ払いになっているのは、気づかぬうちに自動リボ払いにした可能性が高いです。
リボ払いになっていることを知らなかったと言っても、聞き入れてくれることおそらくないでしょう。支払ってしまった手数料は勉強代と思ってあきらめるしかないです。
リボ払いの案内があったら、内容をよく理解して、利用するかしないかを決めましょう。
流れを知ってからやってみたいんだけど。
弁護士(司法書士)事務所によって多少違いがありますが、減額診断・シミュレーターの流れはこんな感じです。
- 借金減額診断サービスにアクセス
- 診断に必要な質問に答える
- メールが届く
- 電話で相談
ちなみに、減額診断はいろんな弁護士(司法書士)事務所が行っています。YouTubeやインスタでもCMをよく見かけますよね。
正確な診断を得るには、次のような実績が多い事務所から選ぶのが安心ですよ。
【弁護士法人ライズ綜合法律事務所】:法律相談実績が20万件以上。借金問題の解決実績は5万件以上。
代表の田中弁護士は、弁護士会の「クレサラ電話相談」を担当するなど無料相談の経験も豊富。
【弁護士法人ユア・エース】:借金相談実績34万件以上。
代表の正木弁護士は、フジテレビやテレビ東京などメディアへの出演実績もある。
【司法書士 渋谷法務総合事務所】
もし、どこで減額診断をするか迷っているときは、この中から1つ、2つ選んで試してみるのもありです。
診断や相談は無料なので、あなたに合った解決方法が分かりますよ。
ちなみに、【弁護士法人ライズ綜合法律事務所】の流れを図解するとこんな感じです。
診断後の無料相談では、デメリットも丁寧に教えてもらえるので、初めてでも安心ですよ。
以上、ダイジェスト解説でした。
もっと詳しく減額診断の流れや中身を知りたいときは、僕が体験した【借金減額診断】の流れや相談内容を解説|本当に無料だった?を参考にしてください。
診断から相談までは気軽にできますが、実際にリボ払いを減額するにはリスクがあることも分かります。